Archive for the ‘債務整理’ Category
消費者金融からの連絡
消費者金融からの借入、クレジットカードのリボ払いでお悩みの方は多いと思います。
こういった借入は毎月定額を引落しにて返済していくという方式がよくとられています。
そのため、毎月返済しているという感じがなく、それが生活の一部になってしまっているという場合が多いのです。
返済が生活の一部になる。これで日常生活が回っていればいいのですが、人生には必ず「予想外の出費」というものがあります。
特に「月々の引き落とし額=月に返済できる金額の上限」に既になってしまっているという方は高確率で債務整理が必要です。
どういう事かと言うと、リボ払いの回数を増やし、借入の返済額を既定の一番低い設定にしている方は「ほとんど元金が減っていない」からです。
債務を返済しているつもりでもそれは、「最低限の利息を払っている」だけだからです。
身体が元気な内、収入が安定している間はそれでもいいかもしれませんが、こういった方は一つ歯車が狂えば一気に破綻します。
「何とか無理なく返済はできているが、いつ返し終わるかは分からない」こういう方は既に無理のない返済にはなっていません。
「でも債務整理をしたらブラックリストに載る」とお考えの方も多くおられますが、貸金の世界には「総量規制」というものがあり、そもそもその方に貸せる金額は決まっています。
元金が減らないよう状態で借り入れを続けている方は既に新たに大きな借り入れができない状態であるということも多いのです。
そうなると、ブラックリストを避けるだけの理由で債務整理をしないのはもったいないです。
100万円借入し、利息が年10パーセントだったとしましょう。
毎月返済はしているが元金はほとんど減らないという方。毎年10万円利息が発生しています。
返済までの年数ずっと利息は発生します。
しかし債務整理を行えば、これからの利息は発生せず、返した分だけ元金が減ります。
将来のために債務整理をしないのではなく、将来のために債務整理を是非ご検討ください。
債務整理がしたいけど、日中事務所にはいけない。休日しか動けないという方、お気軽にご連絡ください。
日程を調整し、出張も無料で行います。
一日でも早く督促を止め、生活再建へ一歩踏み出しましょう。
任意整理による和解の効果
債務整理が必要な方の多くが、任意整理での解決を図ることとなります。
任意整理とは、司法書士や弁護士などの専門家が貸金業者・信販会社と交渉して基本的には将来利息のカットを目指していく債務整理の方法です。
この方法が広く利用されるのには理由があり、この任意後見では裁判所を通すことがないので費用的にも精神的にもメリットが大きいことが挙げられます。
そのため基本的な債務整理の方針として、債務総額・支払総額から考えて任意整理が可能であれば任意整理を。難しいならば自己破産を選択するということになります。
さて、今回は任意整理において和解締結が完了した後の流れをご説明していきます。
まず、和解締結が完了すると、司法書士若しくは相手方の業者が和解書を作成することになります。
そして、この和解書を相手方に送付し、相互に押印の上1部を返送します。
この和解書の内容が今後の返済条件ということになります。
例えば、
〇月〇日~~円、以降毎月〇日限り~~円という感じで作成されます。
その他に総額であったり、返済が万が一滞った場合の損害利率、振込先口座が書かれているのです。
この総額が今後の返済額となり、これからの利息が含まれない元金となります。
この時に、利息により得られた額の記載はないので、任意整理によって得られた利益の具体額は分かりにくいのですが、かなりの金額が減額されています。
問題はその後。全社の和解が締結した後です。
この後は、私の事務所では依頼者に直接振込していただく方法を取っています。
つまり、司法書士の手を離れるということです。
任意整理を司法書士へ依頼してから和解締結するまでの数か月間、貸金業者への振込もなければ書面が来たり電話連絡が来たりすることもありません。
この間にしっかりと貯金することも大切なのですが、毎月返済していたというルーティンが崩れているのを治すことも必要なのです。
また、和解締結後の支払いについては引き落としにすることができません。
毎月振込んでいくことが必要です。
するとどうしても忘れてしまうこともあり得ます。
対策はいくつかあります。
例えば、給料の入金・年金の受給日に振込む癖をつけること。
他には、毎月決まった日に自動的に振込む設定にできる金融機関もあるようです。
こういったシステムや普段の習慣を上手く利用し、入金漏れのないように返済していきましょう。
当事務所では、債務整理・任意整理に力を入れております。
何とか任意整理で解決したい、支払い開始をできるだけ遅らせたいといった事情がある方は是非ご連絡ください。
新築登記の減少
司法書士は、不動産購入の場面はもちろんマイホームを建築した時にも登場します。
ただ、最近はこの新築建物の登記件数が減少しています。
理由はウッドショック。
住宅用の建築資材が不足し、価格もかなり高騰しているようです。
こうなると大きな買い物であるマイホームの建築をし辛かったり、お金がある方でも工期がどんどん延長していくというケースが増えているようです。
ただこのウッドショックも一時に比べると落ち着いてきたようで、少しずつ建築資材が手に入るようになってきたという現場の声も耳に入ってきました。
しかし、まだまだ価格は下がっておらず、とあるニュースでは輸入価格は7割程度も上がっているようです。
最近では木材の他にも半導体などの不足も深刻で、あらゆるところで製品の価格が高騰しています。
物価の上昇に賃金の上昇があれば問題は少ないのですが、当然この時世ではそうはいきません。
生活が困窮している方も多くおられるでしょう。
このウッドショックや半導体の不足は、司法書士業務へも影響があり、直接的なところでは登記件数の減少です。
家が建たない以上、それに伴う不動産取引、不動産登記件数も減少していきます。
他の部分ではやはり債務整理の部分です。
先ほど挙げたように、木材の輸入価格が7割上昇しています。
ただ、この上昇幅全てをエンドユーザーの負担にしてしまうとさらに不動産に手を出すお客さんが減ってしまいます。
ではどうするかと言うと中間の工務店さんや業者さんが費用を減らすほかないのです。
大きな基盤がある業者であれば、受注件数で値下げをカバーできるかもしれませんが、小規模な工務店であればこうはいきません。
この時世で会社を畳むという業者さんも多いようです。
そうなると当然、勤めていた従業員の方、そのご家族も含め生活が立ち行かなくなります。
よって債務整理・自己破産等の不景気による業務が増えていくのです。
司法書士の業務としてはどちらも大切な業務ですがやはり好景気な不動産登記・会社の登記を多く手掛けているときの方が気分も明るくなります。
是非早い段階で経済が持ち直し、景気が良い仕事が多く入ってくるといいなと思っています。
当事務所では、登記業務はもちろん、債務整理業務、成年後見業務にも力を入れています。
神戸市以外の方でも出張しますのでお気軽にご連絡ください。
依存症と債務整理
債務整理の業務が司法書士業務になってからかなりの年数が経ってきています。
自己破産や任意整理など、行う業務そのものは大きく変化していませんが、借入の理由・内容は大きく変わってきたように思います。
まずは、任意整理を行うお客様の年齢層の変化です。
少し前はやはり、ある程度の年齢である方、具体的には30代とかそれ以上の方が多い印象でした。
ただ、最近はその年齢の縛りが外れてきているように思います。
20代の方、大学生・専門学校の学生さんも依頼に来てくださることが増えているのです。
理由はクレジットカードを早くに持てるようになったことが挙げられますが、それに加えて、アプリやネットゲームでの課金が原因になっていることがあります。
最近のゲームは、課金制の物が多く、はまってしまうとついつい課金が重なってしまうというものが多いです。(私も学生時代に課金しすぎて後悔したことがあります。)
この課金。例えばギフトカードみたいなコンビニで購入してする形式であれば、現金が尽きてしまえば課金ができません。
これであれば限界以上に課金することはできないのですが、クレジットカードと紐づけしてしまうと、限界を超えて課金ができてしまうのです。
すると学生でありながら借金で首が回らないということになり得るのです。
何とかアルバイトを増やしたり、生活費を絞ったり工夫することで完済できれば問題はありません。
ただ、クレジットカードの課金をリボ払いにして繋いでいこうとするとどんどん状況は悪化していきます。
リボ払いは利率が恐ろしく高いので、頑張って返済しても元金が減らないということになります。
そして、学生時代に返済が終わらず、社会人となり、さらに出費が増える・・・
マイホーム購入の際に、この借金が足を引っ張り、ローンが組めないとなると人生設計にも狂いが生じます。
是非できるだけ早い段階で司法書士へ依頼をし、早期解決を図りましょう。
債務整理・任意整理は学生さんでも利用することが可能です。
条件はあくまで「定期的な収入があること」であるので、アルバイトをしていれば任意整理での解決を目指すことが可能です。
昨今はアルバイト・派遣の方には厳しい時世が続いています。
借金は返したいけどどうしても仕事を増やすことができないという状況の方。
リボの返済額を減らすのではなく、司法書士へ相談してみましょう。
対応地域は、神戸市以外の方も大歓迎です。お時間も調整しますのでお気軽にご連絡ください。
積み立て投資と債務整理
任意整理の依頼も少しずつまた増えてきました。
一時的かもしれませんが、やや時世も落ち着き、今後の見通しが立ったからでしょうか。
見通しを立てるためにも一日でも早い司法書士への相談をおすすめします。
さて、任意整理では基本的に5年以内のスパンでの多重債務状態の解消を狙う制度です。
貸金業者へ司法書士が連絡し、将来利息のカットを踏まえた内容の和解を結び、5年間の分割払いをしていくという方法です。
この任意整理であれば、自己破産などと異なり裁判所の関与がありません。
また、心情的にも「元金だけでも返済ができる」ため、抵抗感が少ないこともメリットとして挙げられるでしょう。
ただ、この任意後見、扱いやすい制度である反面失敗事例も多くあるのです。
ここで言う失敗とは、司法書士が和解を失敗したのではなく「和解締結後に」返済計画が破綻してしまうことを指します。
任意整理では必ず「返済計画書」というものを作成します。
これは各債権者へ毎月いくら返済していくかを計画したものです。
司法書士が作成した返済計画書に従い、5年間返済をすれば晴れて借金が無くなっているということです。
では、なぜ返済計画が失敗に終わってしまうのでしょうか。
理由はいくつかありますがまずは「初期段階での無理な計画」です。
これが一番大きな理由鴨しれません。
任意整理を行う場合、何年で完済を目指すかは主に聞き取りで決定します。
その際に、「早く完済したい」「無理してでも多く返済したい」と考える方が多くおられます。
借金の返済には通常利息が発生するため、早く返済すればするほど有利です。
ただ、任意整理の場合は将来利息が発生しないため、これは当てはまらないのです。
むしろ時間をかけてでも無理のない計画を作成することが大切なのです。
その際に、お話することがあるのが「積み立て投資」のお話です。
任意整理を行うことで月々の返済は楽になります。
実際数万円楽になることも多くあります。
問題は浮いたお金の使い道なのですが、貯金という選択肢は誘惑に弱いと続きません。
そのため、余裕分のお金を貯金に回さずに使ってしまい、体調を崩すなど不測のことが起こった時に返済計画がとん挫するということがよく起こるのです。
そこで対策としては積立で毎月確定額を投資に回すという方法です。
例えば投資信託。
投資信託の商品の中には、毎月確定額を積み立て方式で追加投資できるものがあり、これを行うことで余剰金の目先の額を減らすという方法があります。
この方法のメリットは万一の不測の事態でも現金化が可能ということが挙げられます。
さらに、仮に任意整理完了まで月1万円の投資を利回り5%で続けられれば、投資額60万円に対し、資産は68万円となる計算です。
任意整理が終わり、新たな生活を始めるにはちょうどいい原資ではないでしょうか。
私は司法書士なので、詳しい投資信託の商品を勧めたりはできませんが、こういった解決方法であなたの任意整理をサポートすることはできます。
是非、任意整理を失敗したことがある、長期の返済は耐えられないという方は当事務所までご連絡ください。
一緒に生活再建を目指しましょう。
格安SIM
債務整理、特に任意整理をされる方は家計の見直し、節約というのが必須になってきます。
司法書士としては、節約方法というものにもアンテナを貼っています。
債務整理業務では、家計簿をつけていただきながら、無駄な出費を抑える工夫が必要となります。
月々の出費の中で、意外と大きなウエイトを占めるのが携帯・スマホ代です。
docomoやSoftBankなどのキャリアで契約しているとどうしても月々のコストが高くなっています。
それが必要なプランであれば何ら問題はないのですが、不必要に大きな通信量での契約になっていたりする方も多くおられます。
キャリアを変えずにプランを見直すことである程度の節約は可能ですが、それでも微々たるものです。
そこで、私がよくご提案するのは格安スマホ・格安SIMで契約をし直すということです。
例えば月々のプランが大手キャリアで、7000円以上している方でも、格安SIMに変更することで2000〜3000円に抑えることも可能だったりします。
月々5000円の節約です。これは大きいです。
格安SIMのデメリットとしてよく取り上げられるのは、通信が安定しないということですが、日常生活で不便を感じることはあまりありません。
出先で常に動画を見ているという方は、やや不満があるかもしれませんが、Wi-Fi環境でダウンロードしておいたり、フリーWi-Fiを利用していくことで対策することも可能です。
通信量などのデメリットよりも、月々5000以上節約できるということの方が債務整理においてメリットが大きいのです。
月々5000円というのは、任意整理している方にとっては、毎月の一社への返済額になる場合もあります。
つまり、携帯代を減らすことで債権者が1人減るようにも考えられるのです。
これは任意整理の成功率にも直結します。
他にも日常での節約方法は多くあるので、たまに情報提供をしていこうと思います。
当事務所は、神戸以外の方でも債務整理を受任しております。
特に債務整理においては、自宅近くの事務所だと人目が気になると言う方もおられます。
債務整理を依頼した後、何度も事務所を訪れる必要はありません。
遠方の事務所でも不便はありませんので、ぜひお気軽にお声掛けください。
債務整理と家計支援事業
債務整理。司法書士が携わる業務の大きな柱です。
このご時世で、特に依頼者の数も増えており、司法書士関連の検索でも債務整理関係のワードがよく検索されているようです。
さて、この債務整理、私たち司法書士の役目は「返済額を減らすこと」です。
例えば任意整理であれば、「これから発生する利息」をカットし、月々の返済額を減らすことになります。
また、自己破産であれば、公租公課以外の借入の返済義務をなくすことが可能です。
ただ、この債務整理、あくまで借入額を減らしたり、月々の返済額を減らす手続きに過ぎません。
しかしながら、月々の返済額を減らすだけでは根本的な解決にはなりません。
なぜなら、多重債務状態に至った生活そのものが改善したわけではないからです。
そこで、本日ご紹介するのは、「家計相談支援事業」です。
これは、2013年に成立した「生活困窮者自立支援法」に基づき制定された制度の一部分です。
この家計相談支援事業を行っている部署は、各役所です。
神戸市であれば、くらし支援窓口にて自立相談支援をすることが可能です。
この窓口は、各区にありますので、お近くの区役所を利用しましょう。
この制度を利用するメリットは、「家計の見える化」です。
債務整理が必要な方のほぼ全ては、家計簿をつけていない若しくはつけることができない方です。
こういった方は、月々の支出の中で雑費が膨れています。
そうです、何にお金を使っているのかを把握できていないのです。
この状態では、どの部分をどう節約すべきなのか分かりません。
当然、私たち司法書士も債務整理を受任する中で家計簿をつけていただくことをお願いしますが、家計簿の完成度を上げるまでに、手続きを進める必要があります。
そうなると、ある程度の家計簿をもって任意整理が始まってしまうということも多いのです。
しかしこれでは、任意整理の成功率も下がってしまいます。
任意整理では、すぐに返済額が下がるため、一時的には生活レベルが元に戻ります。
しかし、返済がある以上、節約は必要なのです。
生活レベルが上がってしまったために、逆に節約が難しくなる人すらいるのです。
こうなってしまっては何のために司法書士へ依頼したのか分かりません。
そこで、第三者的に家計簿の作成管理をしてもらうため、くらしの窓口を利用してはいかがでしょうか。
現在、債務整理を依頼しようか考えている方、他にも既に司法書士へ依頼をしたという方でも是非公共の支援事業を利用してみてください。
ネット銀行と不正出金
先日、また気になるニュースを見つけたので共有していきたいと思います。
ローソン銀行を語り、フィッシングサイトへ誘導するメールの報告があったとのことでした。
ローソン銀行に限らず、ネット銀行を狙った不正送金、フィッシング詐欺というのは前々からよくあります。
実際、私の大学時代からの友人も、最近不正送金の被害に遭ったようです。
友人が言うには、警察などに言うと、「パスワードなどを定期的に変更していたか」を聞かれたそうです。
パスワードの定期的変更等の対策をきちんとしていたかどうかで、利用者側の落ち度を図っているのでしょうか。
確かに、私もネットバンキングの中で何か月に一回か、「パスワードを変更してください。」
というのが出てきます。
ただどうしても面倒くさいのが勝ってしまい、中々変更をしていないものもありました。
これからは、自分の身を守るためにも定期的に変更していこうと思います。
さて、これだけネットバンキングが普及してきた今、債務整理のお客様でも、メインバンクはネット銀行だという方が増えてきています。
ネット銀行は確かに便利です。
ただ、債務整理・任意整理をしようとしている方には大きな欠点も存在します。
それは、自分の貯金額・入出金の流れが見えずらいということです。
普通の店舗型の銀行であれば、通帳があるので、嫌でも自分のお金の流れが意識されます。
しかし、ネット銀行では残高確認はアプリで簡単にできますが、お金の流れは自分で表示しなければ見なくても済むのです。
債務整理が必要な方の多くは、ご自身のお金の流れを把握されていません。
家計簿をつけてみると、「雑費」が多くなってしまうという方はこの傾向があるはずです。
そして、雑費が多くなってしまうと、家計を改善させることは難しいです。
ネット銀行は既に、普段の生活から切り離すことができません。
要は使い方が大切なのです。
簡単に入出金の手続きができる、簡単にクレジットカードど紐づけができる、様々な決済にすぐに利用できる、等々、ネット銀行には様々なメリットがあります。
これは裏返すと、簡単にお金が出ていく可能性がある、簡単にクレジットカードを使える、簡単にネットショッピングができるということです。
よって、節約には利用者のより強い気持ちが必要となるのです。
この時代、この時世に合った節約方法は必ずあります。
まずは、ご自身のお金の流れを把握することから始めてみてはいかがでしょうか。
それと合わせて、ネット銀行のパスワードは定期的に変更しましょう。
詐欺の被害に遭うと、一気に家計が破綻してしまいます。
債務整理・任意整理を考えておられる方はどうぞお気軽にご連絡ください。
メトロこうべ中間通路がリニューアル!!
神戸の面白そうなニュースを目にしました。
メトロこうべとは、新開地駅から高速神戸間を繋いでいる地下通路のことです。
神戸にお住まいの方であれば、一度は行ったことがあるのではないでしょうか。
現在は、インドアゴルフ場であったり、卓球場、居酒屋さん等の飲食店があったりするところです。
賑やか、華やかというよりも、独特な雰囲気があるスポットです。
私も、司法書士合格して、前の職場で勤めていた時には時たま訪れては、お昼を食べたりしていました。
このメトロこうべがリニューアルするそうです。
「まちとまちをつなぐ明るく賑わう地下通路」をコンセプトに地下通路全体の内装改修を、2021年7月〜2022年3月予定で行うとのこと。
つまり、来年度から新たなメトロこうべが誕生するのです!!
今、神戸は、阪急三宮駅が改修により綺麗になったり、様々な点が改善されています。
時勢の影響により増減しますが、三宮を歩く人の数もかなり戻ってきたように感じます。
少しずつ華やかさが増している神戸の街に活気が戻る日を心待ちにしています。
さてさて、明るい神戸のニュースもあるものの、やはり暗い状況はまだまだ続いていくでしょう。
司法書士の業務の中で、暗い時勢の時に増える業務はやはり、債務整理業務です。
私の事務所は、神戸市中央区にあるのですが、受任しているお客様の多くは中央区以外の方だったりします。
やはり、自宅近辺の司法書士事務所に行くのは気が引けるという方も多いのかもしれません。(司法書士事務所へ行ったからといって債務整理がバレることはありませんが・・・・)
債務整理業務は、どの司法書士事務所へ依頼するかももちろん重要ですが、それよりも大切なことがあります。
それは、「どの事務所でもいいから取り敢えず相談する」ことです。
債務整理の成功率は、当然司法書士の力量もありますが、それよりも大切なのは、タイミングを逸しないことなのです。
少しでも早く司法書士事務所へ行くことが、債務整理の成功率を上げる最善策なのです。
仮に、最短で新入会の新人司法書士に依頼した場合と、3年後にベテラン司法書士に依頼した場合だと、返済条件であったり、破産をしなければいけない可能性は、前者の方が有利になります。
「どの事務所に依頼すればいいか分からないから相談できない」という方は間違っています。
取り敢えず、目についた司法書士事務所へ相談し、人としてその司法書士と合うかどうかで選ぶぐらいの気持ちで行動してください。
当事務所では、どんな状況でも、債務が膨らみ生活が苦しい方をサポートしています。
神戸市外の方でも大歓迎です。
皆さんが1日でも早く、良い司法書士に出会えることを祈っております。
債務整理が長引くと・・・
司法書士の業務は様々です。
私のように多くの業務分野を手掛けている事務所は、景気の動きにより、扱う業務の割合が大きく変動します。
例えば、好景気の時であれば、「不動産取引」「会社の設立登記」といった事業の拡大やマイホーム購入というようなお仕事が増えていきます。
逆に、景気が悪い時は、「債務整理」「任意整理」「自己破産」「会社の解散登記」といった案件が増えてくるのです。
当然、今はというと・・・・
不景気の時の業務が多く舞い込んでいる状況です。
ただ、今回の不景気は先が読めない時世によるものです。
本来、債務整理・任意整理という業務はスピード感が大切です。
その理由は、特に任意整理の場面では、先方の消費者金融との交渉がメインの業務になるからです。
任意整理というのは、要は「将来利息をカットしてもらうお願い」です。
このお願いをする以上、速やかに債務調査を行い、速やかに提案をしていくことで先方さんの態度も軟化していくのです。
ただ、このご時世、収入が安定しない方がどうしても増加しています。
たとえ、収入の見通しが立たないという方でも「自己破産」「個人再生」といった裁判所を通じた手続きは避けたいという方が多いのです。
ではどうすればいいのかというと、これも依頼者との面談内容やご状況次第ですが、任意整理の和解交渉が不利になるリスクをご説明したうえで、時間をかけて任意整理を行っていくことになります。
現在の日本の状況は非常に悪く、以前の状況にいつ戻るのか、はたまた戻らないのか、誰にも予想できません。
ただ、個人的な見解としては、「底は抜けた」ようにも感じます。
そうなると、時間をかけて粘っている間に活路が見える方も出てくるはずです。
一番ダメな選択肢は、「誰にも相談せずに粘る」という選択肢です。
司法書士のような資格者が間に入っていれば、金融機関は、「訴訟手続き」という最終手段には中々踏み切りません。
あくまで先方も、時間をかけてでも回収したいと考えているからです。
司法書士に依頼している以上、返済の意思はあると判断されるので、活路を見出すまでの時間を得ることができるのです。
現実逃避、連絡無視、訴訟にも出頭しない。
こうなると、家計はすぐに詰んでしまいます。
私の事務所でなくとも結構です。どうか一日でも早く司法書士へご相談ください。
どんな事務所へ訪問しても状況が悪くなることはありません。
まずは専門家へ相談し、この窮地を抜け出す策を一緒に考えましょう。
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