夫婦での後見

ご夫婦での成年後見を検討されるケースが増えています。

これまでの成年後見でよくあるパターンとしては、高齢のご夫婦で元気な方が家計を管理しており、死別等によって家計管理をする人がいなくなった場合に利用されることが多かったです。

ただ、ご夫婦間での年齢差はそれほど大きくないことも多く、家計の管理にも大きな負担がかかっていることがあります。

老人ホーム等の施設に入所し、普段の支出は通帳での引落しのみという方であれば負担は比較的小さいですが、在宅で生活している方はこうはいきません。

各種税金の納付、補助金の申請、生活費の支払い。やはり色々な金融機関や役所に何度も足を運ぶことになります。

この場合、早めにご夫婦もしくは財産所有者に成年後見を導入することを検討しましょう。

これは私が後見の制度説明でよく言うことなのですが、「成年後見を導入しても報酬は裁判所が決めるので、生活レベルが下がるような制度ではありません。」

つまり、成年後見を導入したからといってこれまで以上に生活費を節約しないといけない、自由にお金を使うことができなくなることはありません。(支出に無理がある場合の改善はもちろんあり得ますが)

あくまで成年後見制度は。本人のお金を本人のために使うサポートをするものです。

夫婦での成年後見導入は、より柔軟に金銭管理を行うことが可能です。

成年後見では、申立て時・就任時に収支を報告します。

この時に旦那さんのお金を家計として奥様に渡したり、夫婦で施設入所できる施設を選定することが出来たりと片方だけの後見に比べてできることが増えます。

2人の財産を管理するために将来的な財産管理プランも作成しやすいので、より安全に確実に生活を保証することができるのです。

それ以外にもやはり、最初に挙げたような入出金の管理がなくなるだけでもご負担は劇的に軽減されます。

もしご親族の方やご近所の方で金銭管理・生活で困っている方がおられたらお気軽にご連絡ください。

必ず司法書士が面談し、制度の説明を行います。

 

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