債務整理手続きの中の一つである任意整理についてお話をしようと思います。
ホームページ内でも何度かお話しているように、任意整理を行うことで、債務者の方は将来利息がカットされます。
しかし、当事務所などの債務整理に強い司法書士は将来利息のカットはもちろんですが、既発生の利息カットもできる可能性があります。
債務整理の相談タイミングは早ければ早いほど良いと何度も言っていますが、実際は理想的なタイミングで依頼してくださる方はほとんどいません。
大多数の方は、「借金が返せなくなって数か月経っている」「月々の返済のために他の業者から借り入れを行っている」
こういった状況であることが多いです。
その場合は、「依頼時に既に、利息及び遅延損害金が膨らんでいる」状態になっているのです。
特に、返済が数か月できていない場合は、依頼者が把握している額より総債務がかなり大きくなっていることもあります。
これは、通常、返済を規約通りにしている期間よりも、返済が滞っている間の方が利率が高くなることが原因です。
この遅滞期間での利息を「遅延損害金」と言います。
例えば、債務整理の面談時「借金は80万円ぐらいしているはず」との聞き取りであっても、債権通知を受け取ってみると90~100万円になっていることもあります。
この借入額約80万円と総債務の差額、約10~20万円が全て利息ないし遅延損害金ということになるのです。
司法書士に任意整理を依頼した場合、かなりの確率で「今後元金80万円にかかる利息」はカットすることができます。
しかし、債務整理に強い司法書士であれば、既発生の10~20万円についても減額の可能性があるのです。
仮に、既発生利息の半分が減額されたとしましょう。
そうすれば、和解成立の時点での総債務は85~90万円になります。これは減額効果として5~10万円債務が減ったことになります。
また、当事務所であれば任意整理の報酬は1社2万5000円です。
つまり、もし既発生の利息カットを勝ち取ることができれば、司法書士に依頼した報酬より高い利益をすぐに得られるのです。
将来利息のカットにより、報酬で支払う分は「将来的に」必ず返ってきますが、力のある事務所でれば「すぐに」返ってくる可能性があるのです。
最近では、既発生の利息カットについては強硬な態度を取ってくる業者も多く、交渉が難航することもありますが、この既発生の利息カットは事務所によって成功率が大きく異なります。
債務整理に強い事務所であるかは、ホームページを見れば分かることも多いです。
ホームページ内にどれぐらい債務整理・任意整理に関する情報を挙げているかを良くチェックして依頼する事務所を選んでください。
ホームページのチェックに加えて、無料相談の有無も重要なチェックポイントです。
当事務所は、対応地域内であれば、出張相談も行っております。
神戸市以外も対応地域に入っておりますのでお気軽にご相談ください。