月々の返済(支払い)を抑えたい

リボ払い、キャッシングの分割払いは非常に便利な制度です。しかし、気づいた時には月々の返済額が家計を圧迫していることも少なくありません。また、返済回数が多くなればなるほど返済額の大部分は利息部分ということになり、なかなか元金が減りません。こうなってしまうといつまで経っても借金が減らない状況になってしまいます。そこで、司法書士に相談すればどうなっていくのかをご説明していきます。

まず、月々の返済額を減らしたいというご依頼の場合、多くの司法書士が選択する手続き方法は「任意整理」です。まず、任意整理の交渉に入る前に、司法書士と依頼者は面談を行い、月々の返済可能額を打ち合わせします。例えば、依頼前の状況が以下のようであったとします。

  • 総債務額100万円
  • 月々返済額5万円
  • 利息15パーセント

この場合、司法書士に依頼せずそのまま返済を続けていった場合は、返済までに約2年かかり、さらに利息部分は15万円程度となります。しかし、司法書士に「月々の返済額が3万円になるように」交渉を依頼したとしましょう。そして交渉の結果以下のようになったとしましょう。

  • 総債務額100万円
  • 月々返済4万円(34回分割)
  • 利息0パーセント

こうなれば、月々の返済額は5万円から3万円に減ります。通常、分割回数が多くなれば利息が計算される期間も長くなるため総支払額は多くなります。しかし、司法書士が交渉に入れば、多くの場合、将来利息がカットされます。それにより分割年数が2年から約3年に増えたにも関わらず、総支払額は約15万円得したことになるのです。

当事務所の場合、任意整理は1社2万5000円であるため、差し引きしても10万円以上の経済的利益が発生することになります。月々、返済に回していたお金を減らすことで短期的に家計を回復させると共に、支払総額という長期的視点で見てもメリットが大きい解決方法ということができます。

 

・デメリットはないのか

月々の支払額を抑える関係で場合によっては、無理をしてでも返済をそのまま続けるよりも完済に時間がかかってしまう場合があります。また、破産等と同様にブラックリストに一定期間載ってしまうデメリットはあります。

しかし、そもそも任意整理とは月々の返済額を抑えながら、「カードに頼らない生活を中長期的に作り上げていく手続き」です。無理をしてでも返済できればいいですが、もし遅滞してしまえば「遅延損害金」という通常の利息よりも高い利率での回収がされたりとどんどん状況は悪くなっていきます。また、任意整理の交渉も遅滞がない方が有利に進められます。家計が完全に破綻する前に、「ギリギリ回せている」状況でのご相談をお勧めします。

デメリットは当然ありますが、生活再建を目指す債務者にとっては遥かにメリットが大きい制度です。「説明を聞いてみたい」「自分が任意整理が可能かだけ聞きたい」等々ご質問だけでも構いません。おひとりで悩まずに是非ご連絡ください。

 

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