神戸市のニュースを見つけたので、今日もご紹介していこうと思います。
今回見つけたニュースは、「西神中央のプレンティ」が大規模改装するようです。
プレンティと言えば、神戸市営地下鉄の西神中央駅に隣接する複合型商業施設ですね。
地下鉄の終点でもあり、大きなホテルがあったりとまずまず賑わっている印象です。
私も、司法書士として何度も訪れたことがあります。
不動産屋さんや金融機関も多く入っているので、主に不動産決済の業務ですね。
さてさて、神戸市はやはり人口減少対策に力を入れているようです。
この西神中央のプレンティリニューアルも、リノベーション・神戸の一環のようです。
リニューアルの具体的な内容はまだ出ていませんでしたが、神戸市西区役所が玉津・王塚台からこの西神中央に移転したり、西図書館もここに移転してくるようです。
現在既に100店舗の飲食店等が入っている施設なので、リニューアルした後も楽しみですね。
人口の減少は、神戸市に関わらず多くの市区町村で起こっています。
明石市など一部の自治体では子育て世代の支援等の政策が刺さり、人口増加につながっていますが。
人口の減少は当然、私たちの業務にも影響を与えてきます。
例えば、最初にも挙げました不動産決済の業務。
この業務は不動産を購入する人が減ると件数も減ってしまいます。
他には相続業務。
死者数は高齢者の数が増加していることもあり、増えていくので、相続登記の義務化も追い風となり件数は増加していくでしょう。
ただ、相続人の人数は確実に減少していき、特に田舎に実家がある方は、相続人が遠方にいるというケースが増えていき、業務の煩雑さは増加していくことが予想されます。
遠方の相続人しかいないとなると、各押印書類が全て郵送となりますし、必要書類の収集にも時間がかかりがちです。
他にもそもそも遠方であると、相続手続きの開始そのものが遅れてしまうということもよくあるのです。
相続登記義務化がされるとこの辺りがどのようになるのか注目ですね。
司法書士業務の中で王道とされている最後の業務は、成年後見です。
この業務についても人口減少・高齢化に伴い、増加していくことと思います。
やはり、親族の中で若い方が減少していくと、認知症の高齢者のサポートができる人の数も減少していきます。
そうなるとやはり司法書士・弁護士・社会福祉士といった専門職が成年後見人となることが増えていくはずです。
このように、人口の減少に伴い司法書士が行う業務も少しずつウエイトが変化していきます。
しかしやはり人口と言うのはその地域・国の可能性です。
子育てしやすい政策、制度の整備が進み、人口の増加が国単位で起こってくればいいですね。