無料相談の最近の傾向(R3.9まで)

暑い夏が終わり、段々と秋の足音が近づいてきましたね。

さて、司法書士業務には季節は基本的に関係ありませんが、月によって依頼の内容は大きく変わってきます。

そこで今回は久々に無料相談の傾向をお話していこうと思います。

 

今回の対象は、8~9月です。

暑い夏の真っただ中。例年であれば、不動産に関する相談は少し下火となります。

ただ、今年は少し傾向が違いました。

新築建物の登記に関する相談であったり、不動産売却の相談等々、不動産に関する内容のものが多くありました。

通常これらの相談は、年末~新年度に向けて増加してきます。

この季節に業務が重なる理由としては、確定申告の時期であったり、引っ越し・転勤が多くなってくる季節であるからです。

不動産に関する業務は、私たち司法書士が実際に動くことが求められるため、肉体的に忙しくなるのです。

しかし、今回は真夏にピークが訪れました。

理由はやはり、ウッドショックや時世の問題でしょう。

例年年末に訪れるべきピークが半年で遅れでやってきたようです。

真夏の移動は体にはつらいですが、少しずつ経済も動いてきたのかなとうれしい気持ちもありますね。

 

不動産に関する業務の他に増加傾向であったのは、成年後見に関するものです。

この業務は、医療従事者の方、老人保健施設等の方々が相談者となるため、面会制限などの影響をもろに受けてしまいます。

しかし、面会がいくら制限されようと、被支援者が抱える問題は待ってくれません。

時世が少し落ち着けばすぐに動き、司法書士へ連絡、制限が強まればまた案件を溜めざるを得ない。

こういった流れがずっと続いています。

これは今後も続くと思いますが、一つアドバイスを。

面会制限中に、先に司法書士へ相談をしておくことをおすすめします。

そうすれば、制限緩和時に早急な対応が可能となるのです。

後見業務に関しても私たち司法書士は実際に動くことが多くなりますが、事前に情報を共有していなければ、複数回面談が必要になり、期間も費用も掛かってしまいます。

事前に打ち合わせができていれば、作成するべき書類は事前に作成することもできますし、書類の収集といったどうしても時間がかかる部分はあらかじめ進めることもできます。

よりスムーズに被支援者が抱える問題を解決するためにも動けない時期にも司法書士へ相談することをしてみましょう。

 

このように、ここ最近はこの2分野に無料相談内容が集中しました。

これらの業務は即日解決するタイプの問題ではないのでできるだけ早く専門家へ相談することを心がけましょう。

ではまた相談内容に変化があればお話をしていこうと思います。

 

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